35歳となった今、再び熱く燃えた夏
8月28日、北海道マラソン2022を走る
待ちに待ったこの日。
ずっとこの日を目標にトレーニングに励み、待ち焦がれていました。
そしてついに今回、初マラソンとして北海道マラソンを走ることに。
これまで練習で走った最長距離は30kmまで。
42.195kmという距離は私自身にとっては未知の領域であると同時に厳しい真夏のフルマラソン。
気温が高いと、やはり記録も出にくいことは分かってはいました。
ですけれども、どうしても地元の北海道で一番の規模を誇るレースに是非出てみたいと思い、エントリーをすることにしたのです。
(当初は秋の別海町パイロットマラソンを予定していた)
8月28日
AM8:30(気温24度) スタートの号砲が鳴る
全国から集まった約2万人のランナーが駆け出す。
物凄い人数です。
朝のスタート時点では予想していた程の暑さはなく、夏としては快適な感じだったように思います。
結果としては275位で、2時間49分21秒(ネットタイム=2時間49分03秒)。
大満足である。
目標としていたサブエガを達成することも出来、とても良い経験となったので、ここまでの道のりといった形で、取り組んできた練習内容などの記事をまとめて連載をしていきたい。
コロナ渦の中、レースが無い!
2020年・2021年が中止となっていた為、今回の北海道マラソンは3年ぶりの開催となります。
そしてコロナ渦の中、予定をしていたレースが次々と開催見送りというような状況がずっと続いていました。
『走りたい』
レースを走りたい。
純粋にそう思い、レースの開催を待ち焦がれていたランナーはたぶん大勢いたはず。
私もその一人だ。
2021年の1月から゛リターンランナー゛として走り始め、やがて初マラソンを走るという目標を掲げました。
ですがレースそのものがないので、いつの日かマラソンを走るという夢だけを見てひたすら練習を続けていたのです。
2022年度に入り、各地でレースの開催が一気に増え始めます。
6月20日、北海道マラソンへエントリー。
そもそも北海道マラソンとは?
今回で34回目を迎えた北海道マラソン。
1987年から始まり札幌市で行われる、真夏のフルマラソンとしては国内で唯一のレースです。
世界選手権やオリンピックなどの選考を兼ねたレースともなっています。
(近年ではMGCへの選考レース)
過去には谷口浩美さんや有森裕子さんといった、世界のメダリストを送り出していますね。
また、プロランナーの川内優輝選手も2012年に優勝している大会です。
スタートは男女同時で、日本陸連公認コースを走ります。
2022年からは、東京オリンピックで実際に使われたルートも辿ることにもなるので魅力度がアップ!。
エリートランナーも走り市民ランナーも走る、大規模などちらかと言えば゛お祭り゛のようなレースで、市民ランナーの方にとってとても楽しめる大会なのではないでしょうか。
※北海道マラソン公式ホームページより引用
スタート時は走力に応じて前列のエリートブロックを先頭に、A~Iブロックまで順番に整列。
※8時10分までに整列することになっており、もし時間内に整列しない場合は最後尾からのスタートとなる為、要注意!
私はAブロックの最後尾辺りで整列したのだが、号砲からスタートラインまで18秒の時間を要しました。
Iブロックからだとすると、しばらくの間スタートラインへは辿り着くことが出来ません。
☆コース
・大通公園をスタートしススキノ方面へ。
・幌平橋を渡り創成トンネル(1km程、GPSが狂う)を抜けるとおよそ10km地点。
・その後、新川通へと向かう。
・新川通は往復13kmの直線が続く、物凄く距離を感じる難所。
・中間地点の折り返しをし30km地点を通過するのだが、まだ新川通の真っ最中。
・新川通でメンタル的にキツくなっている頃に、30kmのちょうど身体もキツくなってくるという場面も重なる為、ここをいかに攻略するかがポイント。
・そして緑豊かな北海道大学構内で40km地点を通過し北海道庁赤レンガ前を抜けると、あとはひたすらゴールを目指す。
・スタートと同じ大通公園でフィニッシュ。
☆給水所
・水=18か所
・スポーツドリンク=12か所
・スポンジ=4か所
・給食=5か所
25km地点で『ランナーサポートエリア』があります。
→炭酸飲料や補給食、なんと雪の配布も!
何とも嬉しいリフレッシュゾーンですね!(サブスリーを狙うランナーには無縁かもしれませんが…)
夏のフルマラソン、難易度について
少しまとめてみました。
上記表を見ると分かるように、完走率は気温に比例するようです。
2011年までは正午スタートで、気温も上がり切ったような時間帯。
完走率も79%と、低めになります。
ちなみに東京マラソン(2023.3.5)は、曇りで気温は8.8度。
95.72%の完走率となっています。
完走率の差は当然タイムにも直撃します。
暑いという状況はあくまでも私の場合ですが、体感的には恐らく5分くらいのハンデを背負う形になっているのではないかと考えています。
やはり夏のマラソンは難易度高めなのかなと思います。
ですが2022年からは制限時間も6時間に拡大され、暑さ対策としてスタートの時間も30分早まりました。
完走率も高くなりました。
参加料も高くなりましたけどね(-_-;)
めちゃくちゃ楽しかった!
オリンピックではマラソンの他、競歩も札幌で開催。
もう、お祭りである。
全部がランナーという訳ではないだろうが、物凄い人の数だ。
準備をし、これからスタートへと向かう訳だ。
三津家さん?
奥の方に私もいるはずなのですが分かりません!
集団で走るととてもラク。
前を走るランナーの後ろを走ると風除けにもなる。
ゴール。
2時間49分21秒
完全燃焼することが出来、本当に満足。
『楽しかった』
この時使用したシューズがナイキの『ヴェイパーフライ』
今回で2回目の使用でしたが、やはり記録の出やすいシューズであると感じます。