リターンランナー、初マラソンでサブエガを目指す⑨

★連載★15年の時を経て~リターンランナー、初マラソンへの挑戦!【2022北海道マラソン】

2021年1月、約15年ぶりに劇的にランニング復活を果たしました。

その後1年半でサブエガを達成するまでの、山あり谷ありな道のりを紹介します。


2022年7月

超早起きの早朝ポイント練習で、走力アップ!

仕事において長距離通勤をし始めて、かれこれ4年目となっているのですが、依然として時間がいくらあっても足りません。

どんなにスムーズにいったとしても、通勤の移動だけで往復2時間は毎日かかります。


当然、マラソンを志す身としては辛いものがあるのですが、だからと言って弱音を吐いているような暇はないです。


どうしたら練習が出来るのかと言うとやはり、早寝早起きをしながら早朝に走るしかないというのが実情。

練習時間の確保』これって、時間に追われる全市民ランナーの宿命ですね。

出勤前のポイント練習は朝4時半から開始

朝の4時に起床したのち、4時半からのランニングです。

主にやっていた早朝ポイント練習は15kmの変化走。

15kmの中で2kmの疾走区間×3、1kmの疾走区間×1という内容です。


詳しく説明をすると最初の3kmまでを4分30秒/kmで走ってウォームアップ代わりとし、それ以降はペースの激しい上げ下げをして乳酸を溜めながら走るといったもの。

なかなかキツイです。



変化走の後は流しを行って、身体に素早い動きをインプットさせます。

流しは特にジョグ後など、比較的ゆったりした走りの後には必ず行いたい動作です。


変化走の日ですと、朝からガッツりトータル18kmくらいの走行距離になります。


前の晩、いくら早く寝ているとは言え朝は本当に眠たい状態での起床となりますよね。

ですが、このメニューをずっと継続して取り組んでいるお陰で走力は格段に上がってきました。


練習方法に悩んでいる方に対しては是非オススメしたいメニューです。

一日の時間の使い方

スマホの目覚まし設定

上の画像を見ると4つの目覚ましの設定があります。

内訳はと言うと、

ざっくりとこんな感じ。

見てわかる通り、少しの暇さえあれば寝ています!

仕事とランニングと、自分なりの疲労対策なのです。

7月に行っていた一週間のメニュ一覧

士別ハーフ前の一週間の練習メニュー


時間の許す限り、2部練習の実施。

その場合の朝練習は10km程度の軽めのジョグ。


レースへの出場で貴重な実践経験を積む

7月は二つのレースへの出場をしました。


24日の士別ハーフマラソン

30日の釧路湿原マラソン(30km)


第35回サフォークランド 士別ハーフマラソン大会

陸連公認コースでの開催となるこのレース。

国内のトップ選手や大学陸上部の選手など、色々なランナーが集まった中でのスタートです。


詳細は過去にも記事として書いております。

早起きして長距離遠征、第35回 士別ハーフマラソン

東京五輪マラソン代表の服部選手など、本当に強くそして速いランナーが大勢です。

勿論ついていけるはずもないので、自分のペースを大切にしながら走ります。


ちょうど女子実業団の選手が同じペースで走っていましたので、付いていくことに。

最後はさすが実業団選手。底力を見せられました。

7月という時期としては非常に涼しく、とても走りやすかったです。

1時間17分56秒

記録も満足の結果に。


必死にもがきながら走ったので、筋肉痛になりました。

ですが、頑張って走った証なので、とても気持ちが良いです!

第50回 釧路湿原マラソン

士別ハーフからわずか一週間後でのレースとなります。

第50回という節目の大会でした!


(こちらも過去記事あり)

第50回記念を祝うかのような暑さ!釧路湿原マラソンで根性レース

29.88km、微妙に距離が足りていないのはGPSの誤差のせい?

ウォームアップの前から既にとても暑く、この日は7月としての釧路の最高気温が過去最高(33.5度)となった物凄く暑い日。


暑さを感じながらのスタートとなり、10km過ぎからはもう既に嫌な予感。

折り返しまでは何とか粘りましたが以降、ガックリとペースダウン。


給水を採るものの全く汗の量に追いつきません!

目指す2時間00分切りとは大幅にかけ離れてしまいました。


2時間5分03秒


ゴール後、スポーツドリンクのガブ飲みがとても美味しかったです。

8月の北海道マラソンで好記録を狙っていきたい

士別と釧路の二つのレースを走った理由としては、北海道マラソン対策としてです。


いつも私は基本的に独りぼっちで練習をしていますので、レースを利用して普段以上に追い込みを効かせた練習にもなればとの狙いで走りました。


士別で出したスピードを、今度は一週間後の釧路の30kmでスピード持久力として磨きをかける。


釧路は最後メロメロ状態になってしまいましたが、予定通りに走りこなすことが出来ました。



釧路も終わり、8月の北海道マラソンまで残すところ約一カ月。

サブスリー、その先のサブエガを目指す為の舞台は整いつつあります。

そして7月は質と量共にしっかりと練習をこなし、レースでの経験も積み上げることが出来たので、非常に充実した月となりました。


あとは調整をしながらの練習に切り替えていきます。




7月の月間走行距離:503km

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