私達、市民ランナーは本業となる仕事をこなし、更に家事や育児など他にも様々な事情を抱えながら生活しています。
当然、走りたくても我慢せざるを得ない状況もあるでしょう。
ほとんどの方が常に時間の制約を受けながら自分の時間を作り、ランニングをしているのではないでしょうか?
その中でも職場が遠方で毎日、長距離通勤だというもう一段階上の極めて厳しい条件について考察してみました。
そもそも長距離通勤の基準って、何かあるのか?
明確な基準はありません。
距離が遠い、又は時間がかかるなど本人が遠いと感じたのであれば、それは長距離通勤であると言っても良いのではないかと考えられます。
ただ一括りに゛長距離通勤゛と言っても、その種類(交通手段)は多様にあります。
例えば、
・電車や新幹線
・バス
・自家用車 など
他にも色々とあるかと思います。
電車ですと満員電車だった場合、考えただけでも具合が悪くなりそうですね。
自家用車での場合も天候や交通状況によって、極端に疲労度が変化してきます。
長距離通勤のメリット、デメリット
ネガティブなイメージとなりやすい長距離通勤ですが、しっかりとメリットとなる部分もあります。
☆メリット
・規則正しい生活になる
・車通勤の場合、車内で自分だけの時間を過ごすことが出来る
とにかく通勤に時間がかかる為、早寝早起きといった正しい習慣が身に付きます。
そして次の日の準備なども前日のうちにしっかり行うという癖がつきます。
☆デメリット
・気を付けないと寝不足気味となりやすい
・冬道などの運転では交通事故のリスクが高まる
・通勤中に忘れ物に気付いても、引き返すと大幅な遅刻となる
・交通費が会社から満額もらえないということもある
基本的にはデメリットの方が多いかと思います。
また、通勤時間は勤務時間とはならないので無駄な時間と捉えてしまいやすいです。
長距離通勤はマラソンの練習を行う上で時間の確保が難しい為、工夫が必要となります。
長距離通勤をする市民ランナーの日常
あくまでも私の実体験ですが経験を踏まえ、ある1日のルーティーンを紹介してみたいと思います。
少し分析してみます。
睡眠時間=7時間
通勤時間=往復2時間程度
暇があれば必ず昼寝をする
練習は早朝に1回
休日はシフト制な為不定期ですが、週に2日あります。
※休日にポイント練習を実施
夜9時に寝たとしても睡眠時間が7時間程度です。
ランニングをし、仕事も体力系のものとなるので睡眠時間がもっと欲しいところ。
仕方なく時間の合間を見てすかさず昼寝です。
昼寝はなんと、夜の睡眠の3倍の効果があるらしいです。
15分の昼寝をしたのならば45分、30分なら1時間半の効果があるということですね。
仕事が終わり、帰宅後は家族と過ごします。
=走る時間がないため、練習は早朝の1時間半が勝負!
自由な時間は、練習をする時間を除いては1日の中でわずか1時間です。
夜の1時間だけです。
通勤時間、距離は工夫次第でどうにでもなる!
上記にもある通り私のルーティーンとして一例を紹介をしてみましたが、長距離通勤はやはり大変です。
日常生活どころか大事な練習時間も制限されるし、出来ればしたくないというのが本音です。
ですが考え方や工夫次第でどうにでもなるのです。
例えば私はコーヒーが好きなので、行も帰りも通勤中は美味しいコーヒーを味わいながら運転をしています。
車内でですが贅沢な時間を過ごしている、そんな気持ちになれます。
そしてもう一つが自分の脚の筋肉を触る、です(笑)
変かもしれませんがレースに向けて走り込んでいると、自然と体が締まってきます。
鍛え上げた脚、『筋肉付いてきたな』と嬉しい気持ちになるのでオススメです。
まずは行動です。
なかなか時間が…と諦めていた方は特に、まずは早寝早起きをして自分だけの時間を作ってみて下さい。
子供と同じような時間に就寝し、早起きをする。
早朝は自分だけの、誰にも邪魔されることのない時間です。
色々と試し、自分に合った一日の流れを作り上げましょう。