今日はあえて『レースを目指さない時の練習』についてです。
大体がこの逆パターンで日々練習されている方がほとんどですよね。
私自身が現在、諸事情によりレースに出ることを前提とした練習からは遠ざかっている状態となります。
こんな時って恐らく、全然つまらない状態となるはず。
なにせ目標がないと活力が湧きません。
難しい状態です。
そこでモチベーションを保つ上での取り組みについて、私自身の本日(2023.6,9)の練習を例に少し紹介してみたいと思います。
11kmペース走+タバタ式坂ダッシュで、気持ち良く疲れることが出来た!
2023.6.9(金)
いつものように早朝の練習となります。
11kmペース走
5時半に起きて体操を済ませ、6時からランニング開始というのがいつものルーティーン。
まずは11kmのペース走を実施。
6kmまでは4分30秒/km、その後の残り5kmはサブスリーの目安となる4分15秒を意識して走ります。
早朝はいつもそうですが、最初の2~3kmくらいまでは特に身体や呼吸がキツイ。
まだ完全に目覚めていないということなんでしょうね。
残り5km、眠っていた身体も完全に目を覚まし、サブスリーペースも比較的快適な負荷と感じながら走れる状態となりました。
このペース走は追い込むことを目的としていない為、気持ち良く走り切り終了です。
汗を流すと、それだけで頭も身体も非常に活性化されます。
タバタ式坂ダッシュ
タバタ式トレーニングについては、非常に効果が高いと実証されています。
筋トレをサーキット式で行っても良いですし、やり方は色々とあります。
時間に追われる忙しいランナーにぴったりな『タバタ式』
私が取り組んでいるタバタ式の内容は坂ダッシュです。
坂を20秒間ダッシュ+10秒休息
↑これを全力で8セット(totalわずか4分)
たったの4分で終わる究極のトレーニング、タバタ式。
非常に負荷が高い為、しっかりと準備運動をした後に行う
どんな運動でも言えることですが、しっかりと準備運動をした上で行います。
ペース走で身体が温まり、その後のメイン練習として行いましたが、とてもキツイです。
やってみた人でないとわからない、素晴らしくキツイ練習であると思っています。
そして坂ダッシュですので、足腰を鍛える筋トレでもあります!呼吸も鍛えられるし、まさに一石二鳥!
(マラソンでサブスリーを狙う上で、とてもオススメの練習です)
ダウンジョグも含めtotal=13kmの距離を走りました。
私が走る3つの理由
狙ったレースもなしに何故走り続けるのかと言いますと、単純に走らないと気持ちが悪いからです。
走るという行為自体が完全に生活の一部となってしまっている為、自然と脳が『走れ!』というふうに指令を送ってくるのです。
また、健康増進の観点からもランニングがとても良いので辞められません。
運動をしていると食欲が湧きますし美味しく食事も出来ます。
体重管理もバッチリですし、そして何より正しい生活習慣が身に付きます。
早寝早起きの習慣が身に付くだけでも素晴らしいことですよね。
もう一つが落ち着いたらまた記録を狙ってレースを走ってみたいからです。
ある程度の記録を打ち立てようとなれば、やはり時間が必要です。それも半年から1年という、とても長い期間が必要となってきます。
今は4人の子供の父として全力で子どもと遊び、競技は二の次。
密かに闘志を燃やし、いざという時に備えて走り続けているのです。
身体に負荷をかけることが出来れば、それによって一日が快適化する。そして競技者としてモチベーションアップに必要なこと。
快適な一日を送る為にもランニングは有効
身体に負荷をかける。
特に長距離走などの持久系の運動によって負荷をかけた後は、後悔することがほとんどないと思っています。
むしろ走り終えた後は外の空気を目いっぱい吸い込んできたので、とても爽快感が満点。
そして汗を流すことによって不思議とストレスからも解放されます。
何よりも早朝に走った場合ですと、朝一番から脳が活性化されますので仕事においても開始から既にターボの効いたような状態でスタートが出来るのです。
朝、いつもより早く起きての早朝ラン。
是非オススメですよ。
走るということのメリットを理解しながら練習をすると、目先の目標がなくても楽しく走ることが出来る。
先ほども記載したように今現在、レースに出場する計画は限りなくゼロの状態となります。
※理由については過去の記事(2023年度の目標、計画について)を参照
ですが週6日、雨の日も、冬の雪の日でも欠かさずに走っています。
何故走り続けることが出来ているのか、何をモチベーションに走っているのかについては先述したように、ほとんどが自分の為です。
自分にとってメリットとなることが沢山あるので走っています。
そしてもう一つ、最も大切なことがあります。
それは夢や希望を持って、絶対に諦めないということです。
『近い将来きっとレースを走る日が来る』ーその思いを胸に諦めることなく、むしろ何かに捕らわれることなく走り、楽しんで日々の練習を行う。
それだけで何だか前向きな気持ちになれませんか?
レースや記録の為だけに走るのではなく、もちろん記録という目指した目標を達成した時の喜びは大きいですが、もっとランニングの原点的なこともあります。
体力増進や心身健康の為、その他の広い視野でもランニングを楽しむ。
そうすればきっと末永くモチベーションも保てるのではないでしょうか。